ドルコスト平均法クイズ

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クイズでわかる!ドルコスト平均法 〜価格変動と付き合う〜

Q1 毎月10,000円の積立投資を10年間継続します。スタート時の価格は10,000円。
投資開始後から投資対象の価格は12,000円まで上昇した後、4年目に1,000円まで下落。6年後から回復し10年目に5,000円まで戻った場合の評価額は?(投資元本120万円)

A  約72万円

B  約105万円

C  約263万円

Q1の答え答えと解説

C  約263万円(積立換算年率 約14.1%)

値下がり時のプラス効果、赤字から黒字への回復効果
当初の価格から下落しても、一定の水準まで値が戻れば損から回復できる。それが投資時期の分散効果です。仮に120万円を一括投資した場合、10年後は半分の60万円になってしまいますが、積立投資だと黒字になりました。

Q2 毎月10,000円の積立投資を10年間継続します。Q1と同様の価格で推移し、9年後からの値動きがA、B、C・・・であった場合、最も評価額が高いのは?(投資元本120万円)

A  約万円

B  約万円

C  約万円

Q2の答え答えと解説

A  約364.8万円(積立換算年率 約19.3%)

B  約262.6万円(積立換算年率 約14.1%) C  約107.7万円(積立換算年率 約2.22%)

終わりのタイミングの重要性
最終価格は積み上げてきた「口数」全てに反映します。最後の値動きにより、AとCで約257万円もの差が出ました。積立投資の場合、スタートタイミングに比べ、終わりのタイミングの重要性が高いことがわかります。そのため、運用期間の終わりが近づいてきたら安定資産へ組み直しを行うことがポイントと言えます。

Q3 毎月10,000円の積立投資を10年間継続します。スタート時の価格は10,000円。
投資対象の価格がグラフのように推移した後直線的に上昇した場合、開始したタイミングA〜Iのうち10年後に最も評価額が高くなるのは?(投資元本120万円)

◾️ 購入開始時期を半年ごとにずらした場合

◾️ 購入開始時期を1年ごとにずらした場合

Q3の答え答えと解説

B  約280.5万円(積立換算年率 約15.2%)  B  >  C  >  A  >  D  >  E ・・・
F  約279.9万円(積立換算年率 約15.2%)  F  >  E  >  D  >  G  >  C ・・・

スタートタイミングフリー効果
いつ投資を開始すべきか?積立投資の場合は購入開始後の値動き次第で購入できる口数・価格が変化するため、必ずしも「底値買い」が有効とは限りません。一括投資に比べ、開始タイミングの悩みを軽減させてくれる方法といえます。

ファイナンシャルプランナー
投資の効果 = 口数 x 価格 時間をかけてコツコツと口数を積み上げていきましょう。

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