突然ですが、みなさんはご自宅の保険証券、最後に見たのはいつですか?
「火災保険」という名前のせいで、多くの人がものすごく損な思い込みをしていることに、最近気づきました。
例えば、うっかり物を落としてフローリングに傷がついたとき。
「あーあ、やっちゃった……」と溜息をつきながら、ホームセンターで補修テープを買ってきて隠したり、そのまま見なかったことにしていませんか?
実はその傷、保険で直せる可能性が高いんです。
しかも、契約内容によっては「自己負担0円」で。
今日は、加入しているのに意外と使われていない「火災保険の隠れた実力」について、私の実体験を交えてシェアします。
あなたも当てはまっていませんか?「4つの思い込み」
まずは、こちらのチェックリストを見てください。
家の床や壁に傷がついたとき、こんな風に考えていませんか?
【よくある思い込み】
- 「火災保険は火事のときだけ使うもの」
- 「小さなひっかき傷やへこみは対象外」
- 「自己負担額(免責)が大きいから、申請しても意味がない」
- 「手続きが面倒だから、とりあえずテープで隠せばいい」
もし一つでも当てはまったら、あなたは「使えるはずのお金」を捨てているかもしれません。
実際のところ、最近の火災保険(特に「破損・汚損」特約がついているもの)は、こうなっています。
【実際のところ】
- 「破損、汚損等」として、うっかり事故も補償に含まれることが多い
- 契約内容によっては「自己負担0円」で修理できる場合も
- テープで誤魔化すより、住居の資産価値を守ることにつながる
- まずは「対象になるか?」を確認してみる価値は大いにあり
実例:アイロン落下による床のへこみ
実は先日、我が家でも「アイロンをうっかり落として床を傷つける」という事故がありました。
普通なら「諦めて補修キットで埋める」ところですが、ふと気になって加入している三井住友海上火災保険の「GK すまいの保険」の内容を確認してみました。
細かい約款を読むのはしんどいので、最近話題のAIツール「Google NotebookLM」に契約内容を読み込ませて判定させてみたんです。
すると、驚きの回答が返ってきました。
今回のケースは、保険の対象である「建物」における『破損、汚損等』に該当します。免責金額(自己負担額)は0円となっているため、修理費用を保険金でカバーできる可能性が高いです。
なんと、自己負担なしで、プロの業者に床を元通りにしてもらえるというのです。
AIはさらに、こんな素敵な例えまで教えてくれました。
今回の保険は、例えるなら「住まいのばんそうこう」のようなものです。
大きな災害という「大手術」だけでなく、日常の「すり傷」にもサッとばんそうこうを貼ってくれる。それが今の火災保険なんですね。
こんなケースも対象かも?よくある「うっかり事例」
今回のような「アイロン落下」以外にも、建物の「破損・汚損」として補償対象になりうるケースは意外と身近にあります。
特に小さなお子さんがいるご家庭などは要チェックです。
- 子どもが室内で遊んでいて、おもちゃを投げて窓ガラスを割ってしまった
- 掃除機をかけている最中に、勢い余ってドアにぶつかり穴を開けた
- 模様替え中に家具の角を壁にぶつけて、クロス(壁紙)と石膏ボードを破損させた
- 重い花瓶を落として、玄関のタイルを欠けさせてしまった
これらはすべて「火事」ではありませんが、契約内容(「破損・汚損」が含まれているか)によっては、保険を使って直せる代表的な事例です。
まとめ:諦める前に、一度「証券」の確認を!
家は長く住めば住むほど、小さな傷が増えていくものです。
でも、「生活傷だから仕方ない」「テープで隠せばいい」と諦めてしまうと、家の美観を損ねるだけでなく、将来売却や賃貸に出す際の資産価値を下げることにもなりかねません。
毎月(あるいは一括で)決して安くない保険料を払っているのですから、権利はしっかり使いましょう。
「どうせ自腹だろう」とホームセンターに行く前に、まずはご自身の火災保険証券、特に「破損・汚損」の項目と「免責金額」を確認してみてください。
見落としていた「安心」が、そこには書いてあるはずですよ。
※本記事は筆者の契約内容(GK すまいの保険・セレクトプラン)に基づいた一例です。
ご契約のプランや保険会社によって補償範囲や免責金額(自己負担額)は異なりますので、必ずご自身のお手元の証券や代理店にご確認ください。
